リジュセアミニ点眼液による近視進行抑制治療(以下:本治療とします)についてのQ&Aです
Q:なぜ保険診療じゃないのですか?
A:この点眼は2024年12月に「近視進行抑制」の効能で厚生労働省の承認を受けましたが、薬価基準に収載されていないため、健康保険の適用外となっています
そのため、診察・検査・薬剤費用などすべてが自由診療(全額自己負担)となります
Q:学校検診結果を持参して受診の際、近視と判明し本治療を希望、花粉症によるアレルギーもありますが同時に治療する場合すべて自由診療(自負)ですか?
A:近視に関する検査、診察、使用薬剤については自由診療となりますがアレルギー疾患については保険診療を行うことができます
Q:すぐにでも治療を開始したいです 何歳から始めることができますか?
A:近視の治療開始は早ければ早いほど効果があります。年齢の制限はありませんが、未就学のお子さんの場合は副作用について特に留意が必要です
Q:治療は何歳頃まで続きますか?
A:近視の進行が安定化する10代後半まで続けることが好ましいです 治療終了後も近視が進行していないことを確認するため定期的に眼科を受診しましょう
Q:途中でやめたらどうなりますか?
A:15歳までに止めると近視の進み方が早くなることがわかっています
Q:治療中に県外に引っ越すことになりました どうしたらいいですか?
A:転居先で治療を引き継いでいただけるように診療情報提供書を作成してお渡しします。医療機関によって検査項目や経過観察の方法が異なりますので料金は現地で確認してください。
Q:治療をすれば絶対に近視は治りますか?
A:この治療で近視を治すことはできません。近視が進むスピードを遅くすることを目標としています。人によっては効果がない場合もありますので効果が認められなければ治療を中止します。治療の効果については眼軸長が伸びる速さを確認して、おおよそ1年後に判断することになります。
Q:修学旅行など泊まりの行事の際は点眼はどうしたらいいですか?
A:自分で点眼出来るお子さんは、持参して点眼を継続されると良いですが短期間の休止であれば治療への影響はほとんどありません